![]() | 恐竜はなぜ鳥に進化したのか―絶滅も進化も酸素濃度が決めた ピーター D.ウォード 垂水 雄二 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
[要旨]
私たちは、現在の酸素濃度が不変であると思いなしがちだ。しかし、地球が誕生して以来、酸素濃度が一定であったことはなかった。高酸素の時代に爆発的に繁栄した動物も、低酸素の時代に一匹残らず消えていく。こうして生物は進化と絶滅をくりかえしながら、いまの人類へつながっていく―。くりかえされた生物の進化爆発と絶滅を一望にする6億年の酸素濃度グラフ―ゲオカーブサーフですべてが解き明かされる。
[目次]
第1章 哺乳類の呼吸とボディ・プラン;第2章 地質年代における酸素濃度の変化;第3章 カンブリア紀大爆発はなぜ起こったのか;第4章 オルドビス紀― カンブリア紀爆発の第二幕;第5章 シルル紀=デボン紀―酸素量の急上昇が陸上進出を可能にした;第6章 石炭紀=ペルム紀初期―高酸素濃度・火事・巨大生物;第7章 ペルム紀絶滅と内温性の進化;第8章 三畳紀爆発;第9章 ジュラ紀―低酸素世界における恐竜の覇権;第10章 白亜紀絶滅と大型哺乳類の台頭;第11章 酸素の未来を危ぶむべきか?
[出版社商品紹介]
6億年前から今日までの酸素濃度の変動がわかったとき、生物史上最大の謎を解き明かす、まったく新しい進化の仮説が誕生した。
■著者紹介
ウォード,ピーター・D. (ウォード,ピーターD.) Ward,Peter Douglas
アメリカ・ワシントン大学の古生物学、地球・宇宙科学教授。恐竜が滅んだ白亜紀=第三紀(K/T)境界絶滅など、地質年代における生物の絶滅を専門としており、多くのポピュラーサイエンス番組でもコメントをしている
垂水 雄二 (タルミ ユウジ)
1942年大阪府生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。出版社勤務を経て1999年よりフリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■おすすめコメント
6億年前から今日までの酸素濃度の変動がわかったとき、生物史上最大の謎を解き明かす、まったく新しい進化の仮説が誕生した。今から6億年前に爆発的に生命が誕生して以来、地球上から生命が消える大絶滅が5回もありました。そのたびに、生き残った僅かな種が、次の時代に繁栄しました。なぜそのような循環が行われてきたのか。本書はこれまでにない、まったく新しい仮説を示してくれます。6億年にわたる酸素濃度の変動グラフがその鍵です。私達は、酸素濃度は不変と思いなしがちですが、実は恐竜の祖先が生まれたころの酸素濃度は、現在の2分の1。ヒマラヤ並みの薄さであったのです。データによって、次々と進化と絶滅の謎がクリアに説明され、知的興奮間違いなし。

































